今回は涙活について調べたことや思ったことを書いていきます。突然ですが最近何かに感動して泣いた事ありますか?僕はこの間「世界卓球2018スウェーデン」男子と女子の部を見ていた時に女子の部(5月3日ウクライナ戦)第三試合平野美宇 試合終了同時に、うるっときて少し涙がでました。
涙が出た理由ですが、ウクライナ戦まで日本は完封(1ゲームも落とすことなく)勝ち上がってきたのですが、第一ゲーム目伊藤美誠選手が勝利をしたものの3-2初めてゲームを取られるシーンがありました。その前日完封後インタビューにてそれぞれの思いを語ってる場面や、平野選手伊藤選手は同じ年という共通認識的なもの、またチームとしての仲間意識が頭の中によぎって試合終了と同時に平野選手の緊張の糸が緩んだような表情を見たときに涙しました。
また自己分析してみると最大の理由は親子間のバックボーンを想像したことだと思いました。平野美宇選手の母親は教育熱心で有名ですが、もしかしたら愛ちゃん(福原愛)のテレビでもたまに流れていた”幼少期のころから泣きながらトレーニングする姿”親子愛が重なる部分もあったことから感じた感情なのかなと思いました。
僕は普段そんな泣くこともないのですが、親子ものに感情が揺らぐことが多いです。他にもクレヨンしんちゃん「モーレツオトナ帝国の逆襲」野原ひろしの幼少期から大人になる回想シーンBGMを聞くだけでも泣けます。
少々前置きが長くなりましたが涙活について戻ります。
涙活とは
涙活とは涙を流すことによって、人間の自律神経、緊張・興奮を促す交感神経が、リラックス状態を促す副交感神経が優位となる。
涙を流す行為でも玉ねぎなどの刺激による角膜保護の涙にはストレス解消等の効果はなく、感動・悲しみによる心の動きにのみ反応を起こす。
最近では企業・イベント等で涙活に取り組む活動がされていてる。
涙活で得られる効果
僕は持ち病でアトピーで学生時代薬(塗り・飲み)で凌ぐ方法をしていました。飲み薬の成分には”眠くなる成分”CMとかでも聞きますね、薬に依存して生きてきたので数年前に依存を辞めてから眠れない・ストレスが溜まると苦労していますが、調べてみると気づきもあり面白いなあと感じています。
ストレス発散
人間の中の交感神経・副交感神経は常に働いていて、主に外に出かけているときには家に居るときのリラックス状態と比べ交感神経が活発に動き緊張状態になります。(交感神経の動きは個人によって変わります)
緊張状態(交感神経優勢)が活発に働きかけると「自律神経が乱れ」心臓の鼓動が普段よりもドクドク動いたり、血圧が上がったりしています。
また家やリラックスできる環境に戻ると安心感などから交感神経の働きが落ち着いてきます。
交感神経は落ち着きますが「交感神経優勢」状態が日々の生活の中で続きすぎることで、血行の流れが悪くなり代謝も悪くなり、様々な病気へ繋がっていきます。
なので「涙活」をして「副交感神経優勢」状態を作る時間を体に与えることが重要になってきます。
安眠効果
睡眠の「質」について大事なことは日々の生活の中や色々な情報から入ってきていると思います。
なぜ同じ睡眠でも「質」に拘るのでしょうか?
深い眠り:ノンレム睡眠
浅い眠り:レム睡眠
二つの違いは脳が休んでいるか、休んでいないになります。ストレス発散でも書いたように、副交感神経を優勢にすることで緊張・興奮状態から離れ、質のいい睡眠がとれるという事になります。
質のいい睡眠を取ることは重要で「美容効果」「免疫力アップ」にも繋がります。
眠り(レム睡眠・ノンレム睡眠)について調べてみると色々面白い発見があります。今回は”涙活”がメインで、長くなりそうなのでまた別の記事にてまとめてみます。
涙腺は訓練するほど緩むもの
調べてみると涙活と言われているイベント等がありました。イケメソ宅泣便(イケメンがオフィスに出向いてめそめそ一緒に泣いてくれるサービス)このサービスの捉え方は人それぞれだと思いますが、目的意識は一緒で泣く抵抗また男女の壁を越えて一つ心を開くきっかけとして僕は面白いサービスだと思いました。
他にも涙活イベントとして動画の泣ける話セレクション、詩の朗読会、音楽等「泣いちゃいけない」から「泣いてもいいんだ」に変える意識活動。とあるイベント参加者インタビューにて年齢を重ねている男性は特に「男は泣くな」という環境で育ってきたため泣く抵抗が強いようで、「最初はどんな映像を見ても泣くことができませんでしたが、一度涙を流してからは今では吹っ切れたように泣く人になりました。」と語っています。
年齢は70代ほどの男性で、涙活という聞きなれないイベントに新たに挑戦してみる姿勢を見て素晴らしいと思いました。年齢を重ねると新しいものへの興味や行動意識が薄れていきますもんね。
さいごにまとめ
泣くことのメリットを知り普段抑えていた感受性を豊かにすることで何か気づく事もありそうだなぁ、と感じました。
人前で泣く、または泣かれたら正直対応に困ってしまうかと思います。今回涙活について調べてみて、よく泣く人は「感受性が豊かで共感能力の高い人」なのかなっという受け止め方を得ることができました。
僕は人前では見せずにひっそりと映画だったりドキュメンタリーに気持ちを集中して涙活をしてみようかと思います。
前置きで話しましたクレヨンしんちゃん映画に共感を覚えた方には「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」も見てほしいです。割と最近の2014年作品で家族愛にとても感動します。