GoogleAdsense(グーグルアドセンス)の広告収益について調べていたら、1回辺りのクリック単価について色々と面白い発見をしました。今回は当サイトのクリック単価公開や他サイトさんの情報を書き記していきます。
Google Adsenseとは
自分の「好き」を収益に。GoogleAdsense公式で掲げている言葉です。
GoogleAdsenseは日本では2003年12月から一般募集を開始。広告内容はサイトのコンテンツに合ったものか、ユーザーのGoogle検索履歴に連動する内容の広告を配信されている。
2004年から2007年ごろまでは毎年一定以上の収益を上げたサイト運営者にGoogleからクリスマスプレゼントが届けられた。
クリスマスプレゼントなんてもらえた時期があったんですね、グッズ内容はUSBメモリ・ハブやラジオ、マウスなど
参考画像:Intermezzo(めっつぉ)
「全員ではなくランダムぽい」との記事内容でしたが一定以上の収益を上げられた中でのランダムだったのかな。事前告知なしでメッセージカードもなかったとのことでした。
これは欲しい!と思ったけど自分で作れそう?いやいやGoogleからのプレゼントっていうのが乙な感じですねえ。
Google Adsenseのクリック単価について
Google Adsenseの審査の記事
一回辺りのクリック単価はかなりの差があります。
参考に管理しているサイトの収益画像
一番上のサイトは健康やダイエット特化型のサイトで300*250サイズの広告です。
平均93.8となっていてかなり調子がいい感じです。上から三番目はまた別で運営しているサイトなんですが以前海外からアドセンス狩りというものを受けたサイトなんです。一番下はこのサイトです(泣)まだまだ作りたてのサイトなのでこんなもんです。。
アドセンス狩りについて簡単に説明すると大きく分けて二つあります。
- 違約違反サイト(例:暴力的なサイトやアダルトサイト)に広告コードを貼り付ける行為
- 広告を不正にクリックする
1.はGoogleAdsenseの設定「広告許可サイト」で対策ができます。
2.の対策は不正クリックを感じたらGoogleへ報告して身の潔白を証明する。
「不正クリックをどう感じるか」なんですがこれはGoogleアナリティクスやGoogleアドセンスのレポートを参考にクリック率(CTR)の様子を見て報告するという方法なんです。
その時のアドセンス狩りの詳細について長くなりそうなのでまた後日まとめた記事を投稿します。気になる方はご覧ください。投稿しました!
広告は広告主がいてクリックされた分だけGoogleへ広告料を支払う形の仕組みですので、イタズラや興味ない広告を何度もクリックされると広告主は無駄な広告料を支払うことになります。Google側としても広告スペースを提供しているので広告主への信頼を守るため、不利益な行為には罰則を下します。
アクセス数・広告表示回数に関しては画像の上から3番目(アドセンス狩りに遭ったサイト)は一番多いのですが広告配置に気を使って目立たない位置へ、別のad networkが中心となっています。
クリック単価は変動する
サイトによってクリック単価の差があることがわかりましたが、他にも変動するポイントがあるようです。面白い記事を見つけました
アドセンス | 元Google担当者が語るアドセンスで稼ぐ方法
Google Adsenseのクリック単価の平均は
PCサイトで40円台モバイルサイトで30円台
他のAd networkと比べると歴然の差です。
1クリックで1000円以上が存在する
これは夢がありますねー、見逃している事もあるので確かではありませんが僕の中で一番多かったのは1クリックで400円後半ぐらいでしょうか。1クリック500円近くでもかなり驚いてなんかわかりませんが焦った覚えがあります、その後1クリック1000円以上が存在する事を知りました。
広告サイトへの成約率
成約率とは広告サイトへアクセスしてなにかしらの行動(物品購入や資料の取り寄せ)広告主としては広告を出してるわけなのでサイトへのなにかしらのアクションを求めています。このサイトからのアクセスは信用・利益がある!と評価が上がると単価が上がったりするのではないかなと思います。逆もまた然り
Smart Pricing(スマート プライシング)で解説されていました。
Smart Pricing は広告主が確信を持って支払い可能な上限額で広告に入札できるように設計されているため、長期的にはサイト運営者様の収益が向上します。広告のクリックが購入やニュースレターの購読申し込みといったビジネス上の成果につながる可能性が低いと判断された場合、広告主の上限入札単価が引き下げられることがあります。 引用元:Smart Pricing について
時期によってクリック単価は変動する
これは今まで情報が多くどれを参考にすればいいかわからなくなっていましたが
元Google担当さんの話では
3月、6月、9月、12月は単価が高くなる傾向がある
単価が高くなる理由はGoogleは四半期で決算していて、またアドワーズ営業チームが決算月に担当サイトに単価を上げてもらうよう交渉しているため。
これは面白い発見だ、確かにいままで3月と年末の12月にクリック単価が上がっていたんですが”たまたま”または”一般的な日本のボーナス時期と重なっているから成約率と関係している?”ぐらいの軽い考えでいました。
ジャンルによってクリック単価も変動する
上の「サイトの収益画像」でジャンルの説明で「健康ダイエット」を挙げました、この特化サイトの色(ジャンル)でクリック単価が変わってくるという話。
広告表示の内容はユーザーの検索履歴またはサイトに合わせた広告が表示され、健康ダイエットサイトでは主に美容や健康の広告が表示されています。
特化サイトつまりそのジャンル専門のサイトなのでユーザーの目的通りの広告が表示され、購買意欲あるユーザーを広告先へアクセスを送る事ができ結果クリック単価が上がってきます。
元Google担当者さんの話でも
広告主がサイトを指定してクリック単価をあげる
と言われています。
“ジャンルによって“について、元Google担当者さんが例を挙げてくれています。
「小学生向けの優良サイトがアカウント停止になった話」
小学生向けの教材サイト「世の中の仕組み・仕事」を教えるような内容で学校の教材としても扱われるようなページでした。小学生ですし先生に隠れてこっそり広告をクリックする子供たちが出てきます。でも広告先にいっても「購入」はもちろんされることもなく、最終的にアカウントが停止されてしまった。
とても残念な話でしたが、GoogleAdsenseの広告を出すと同時にサイトへ訪れるユーザー層を考えなければなりません。
画像はキーワードプランナー(adwords)の検索結果
内容はビジネスに関するキーワード
キーワードプランナーは検索されているキーワードを調べるだけではなく、そのキーワードを含む競合性や推奨入札単価の目安として活用できます。
あくまで目安としてですが入札単価を参考にサイト作りをすると収益が変わってきます。
Google Adsenseの活用方法
ここからはクリック単価の話から離れてGoogleアドセンスをもっとうまく活用するための方法を書き記します。
効果的な広告サイズとは
この広告サイズも色々な意見がありましたね、僕はいままで300*250最強説を信じていたんですが非常にシンプルな答えでした。
基本的に大きなサイズの広告がベスト
GoogleAdsenseの広告は大きなサイズ(例え336*280)の広告を配置していても単価の高い広告(例え300*250)が配信されることがある。
ただモバイルサイトではサイズを考えないといけません。
サイトへ訪れるユーザーのモバイル解像度を知っておきましょう
Google Analyticsから
ユーザー>概要のページのユーザー層モバイルの解像度
広告を「336*280」のサイズに設定していると解像度が「320*568」のユーザーでは画面が崩れてしまうので、300*280のサイズまたはレスポンシブのサイズを選択しましょう。
広告のカテゴリの制限
カテゴリの制限はクリック単価高い広告、ユーザーの関心がある広告(検索履歴より表示される広告)を制限することになるので結果的にクリック数(CTR)、収益の低下に繋がります。
広告制限の確認
Google Adsenseより「広告の許可とブロック」>すべてのサイトまたは個別サイト
Google Adsenseでも担当者がつく事も
アフィリエイトASPでは一定額以上の収益がある場合担当者がつくという話は有名な話ですが、GoogleAdsenseでも月間100万円ぐらいから定期的な担当の営業がつきアドバイスをもらえるそうです。電話やメールでアドバイスを受けるには数十万円以上の収益が必要とのこと。
さいごに
クリック単価について調べていたらGoogleAdsenseでは前までクリスマスプレゼントがもらえたことや、時期によってクリック単価が変わることなど発見できてすっきりしました。
クリック単価を上げ収益をガンガン稼ぎたいなら特化サイトを複数持つこと。これは間違いないですね、でも僕はこのサイト(ごちゃまぜサイト)を本命にしたいしこれからも続けていきます。