Mixhostレンタルサーバーは独自SSL化の設定が簡単

Mixhostにサーバー移転してから一週間が経とうとしています。やりたかったSSL化も無事に設定ができたので今回はSSL化とは?からMixhostでSSL化するまでの手順をメモ書きしておきます。

SSLとは

SSLとはSecure Sockets Layer(セキュア・ソケット・レイヤ)の略称でネットスケープコミュニケーションズ(Netscape)が開発したインターネット上のセキュア通信のための通信プロトコル。

簡単に考えるとWebブラウザとWebサーバーの間で通信されるデータを暗号化する技術ということになります。

SSLを導入したWebページはURLが「https:」から始まり鍵マークが表示されます。

SSL導入前

SSL導入後

スポンサーリンク


SSL化するメリット

SSL化って単純になんかいいじゃん!SSL化を導入しよう思った半分の理由でしたが調べてみると色んなメリットが見えてきました。

  • データの暗号化

暗号化をすることで訪問ユーザーが入力した内容(データ)が第三者から守るユーザビリティの向上。当サイトはクレジットカード情報や特別個人情報を入力する機会がないからあまり関係ないかな、と思いましたがメールフォームに個人的な内容が含まれることがあるので安心して利用されるサイトにするためには必要な対策だと思いました。

  • Webサイトの所有者の証明

SEO(検索エンジン最適化)の考え方の一つにSSL化は有効?との話をよく見ていましたがSSL化をしたからといって急に検索順位が上がったとの報告はありませんでした。Google側は常に「安全で信頼できるサイト」を検索結果に表示させるという考えなので、SSL化をして所有者の証明を行なう事は認証レベルがあがるということなのでSEOに効果的な施策との意見が多くありました。

  • 独自SSL化はWordPress管理画面にも適用される

MixHostレンタルサーバーでは独自SSL化が無料で利用できます。独自SSL化のメリットは大きくサイト内すべてのページをSSL化できWordPressを利用している場合管理画面もSSLできてセキュリティレベルを高くすることができます。

ここがすごいMixhostでSSL化するメリット

Mixhostは認証局世界シェアナンバー1のCOMODO社を採用しているので、信頼性の高いSSL証明書を無料で利用できます。さらにHTTP/2に対応することで表示速度を高速化。

MixhostではHTTP/2に対応したLiteSpeed Webサーバーを日本で初めて採用

MixhostでSSL化する手順

初期サブドメインと独自ドメインでSSLを設定する手順になります。

初期サブドメインでSSL化する方法

  1. アカウントを登録
  2. SSL化が適応されるまで待つ
  3. WordPressのアドレス設定を変更する
  4. 必要に応じてリダイレクト設定をする(WordPressプラグインを利用します。)

1.Mixhostでアカウントを登録します。

2.のSSL化適応まで最大24時間から72時間かかるので時間をあけブラウザからWebサイトのURLを「http://」から「https://」に変更してSSL化されるのを待ちます。

SSL化がされていないWebページで「https://」を付け足し入力するとエラー画面が表示されます。「https://」と変更して通常通りWebページが表示されるとSSL化されたことになるので3に進みます。

3.SSL化を確認後WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)を「https://」に変更します。

「http://」から始まるURLを「https://」に変更

4.WordPressのプラグインを利用してリダイレクトする手順または手作業でリダイレクトする方法は下を確認してください。

独自ドメインでSSL化する方法

  1. Mixhostに登録後cPanelにログインして独自ドメインを追加、ネームサーバーを変更します
  2. SSL化が適応されるまで待つ
  3. WordPressのアドレス設定を変更する
  4. 必要に応じてリダイレクト設定をする

1.独自ドメインの追加、ネームサーバーを変更します。

Mixhostのネームサーバー

ネームサーバー1ns1.mixhost.jp
ネームサーバー2ns2.mixhost.jp
ネームサーバー3ns3.mixhost.jp
ネームサーバー4ns4.mixhost.jp
ネームサーバー5ns5.mixhost.jp

独自ドメインの設定方法がわからない方はMixhost公式マニュアルをご覧ください。

2.のSSL化適応まで最大24時間から72時間かかるので時間をあけブラウザからWebサイトのURLを「http://」から「https://」に変更してSSL化されるのを待ちます。

SSL化がされていないWebページで「https://」を付け足し入力するとエラー画面が表示されます。「https://」と変更して通常通りWebページが表示されるとSSL化されたことになるので3に進みます。

3.SSL化を確認後WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)を「https://」に変更します。

「http://」から始まるURLを「https://」に変更

4.WordPressのプラグインを利用してリダイレクトする方法または手作業でリダイレクトする方法は下を確認してください。

WordPressのプラグインを利用してリダイレクトする手順

Mixhost公式でも推奨しているWordPressプラグインReally Simple SSLを利用してリダイレクトを行います。

  1. WordPress画面 プラグインの中から新規追加
  2. 「Really Simple SSL」プラグインをアップロードまたはキーワード検索
  3. 今すぐインストール後「有効化」をクリック
  4. 「有効」と表示が変わりインストールと有効化完了

プラグイン一覧ページ

「SSLを有効化します。」をクリックすると一度強制的にログアウトするので、再度ログインします。

ダッシュボードに「SSLを有効化しました。」というメッセージが出ていれば完了です。

.htaccessにリダイレクト処理を追記、JavaScriptの書き換えが行われます。

WordPressプラグインを使ってリダイレクトする注意点

ブラウザ側でJavaScriptが切れると画像が表示されない事や、利用しているテーマによってはSNSボタン画像の読み込みなどに不具合が発生する可能性があります。またプラグインを停止すると.htaccessのリダイレクト処理の消去、JavaScriptの書き換え記述が消去されるので「Really Simple SSL」を利用してSSL化をした場合プラグインは外せなくなります。

手作業でリダイレクトする方法

手作業といってもリダイレクトするためのコードを参考ページから.htaccessやfunctions.phpにコピペするだけで終わるので簡単に終わります。

寝ログよりわいひらさんのリダイレクト解説ページ

FTPで.htaccessファイルを開き下のコードをコピペ

コピペする前に.htaccessをバックアップを取って置いてください。問題がある場合はバックアップファイルを元に戻してください。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
Mixhostでは「.htaccessファイル」は/public_html/ドメイン/の中にあります。
次にPHPコードで一括置換えするコードをfunctions.phpにコピペします。
//コンテンツ内の非SSL URLを表示前にSSL化する
function chagne_site_url_html_to_https_ex($the_content){
//httpとhttpsURLの取得
if (strpos(site_url(), 'https://') !== false) {
$http_url = str_replace('https://', 'http://', site_url());
$https_url = site_url();
} else {
$http_url = site_url();
$https_url = str_replace('http://', 'https://', site_url());
}
//投稿本文の内部リンクを置換
$the_content = str_replace($http_url, $https_url, $the_content);

//AmazonアソシエイトのSSL化
$search = 'https://images-fe.ssl-images-amazon.com';
$replace = 'https://images-fe.ssl-images-amazon.com';
$the_content = str_replace($search, $replace, $the_content);

//バリューコマースのSSL化
$search = '//ck.jp.ap.valuecommerce.com';
$replace = '//ck.jp.ap.valuecommerce.com';
$the_content = str_replace($search, $replace, $the_content);
$search = '//ad.jp.ap.valuecommerce.com';
$replace = '//ad.jp.ap.valuecommerce.com';
$the_content = str_replace($search, $replace, $the_content);

//もしもアフィリエイトのSSL化
$search = '//af.moshimo.com';
$replace = '//af.moshimo.com';
$the_content = str_replace($search, $replace, $the_content);
$search = '//i.moshimo.com';
$replace = '//i.moshimo.com';
$the_content = str_replace($search, $replace, $the_content);
$search = '//image.moshimo.com';
$replace = '//image.moshimo.com';
$the_content = str_replace($search, $replace, $the_content);

//A8.netのSSL化
$search = 'https://px.a8.net';
$replace = 'https://px.a8.net';
$the_content = str_replace($search, $replace, $the_content);

//アクセストレードのSSL化
$search = 'https://h.accesstrade.net';
$replace = 'https://h.accesstrade.net';
$the_content = str_replace($search, $replace, $the_content);

//はてなブログカードのSSL化
$search = 'https://hatenablog-parts.com/embed?url=';
$replace = 'https://hatenablog-parts.com/embed?url=';
$the_content = str_replace($search, $replace, $the_content);

//ここに新しい置換条件を追加していく

// //のSSL化
// $search = '';
// $replace = '';
// $the_content = str_replace($search, $replace, $the_content);

return $the_content;
}
add_filter('the_content', 'chagne_site_url_html_to_https_ex', 1);
貼り付けたコードでうまくいかない場合はコピペ部分のみ消去するだけで元に戻ります。

さいごにまとめ

MixHostは個人・ビジネスで使える高性能なレンタルサーバー、独自SSLも無料で利用が可能更にややこしい設定をする必要がなくSSL化を待ちリダイレクト設定をするだけで簡単にサイトをSSL化できます。


WordPressを利用してブログを書いてみたい方Mixhostレンタルサーバーで快適にサイト運営をしてみてはいかがでしょう。

スポンサーリンク
Mixhostレンタルサーバーは独自SSL化の設定が簡単
この記事をお届けした
俺wiki.comの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク



シェアしてもらえると嬉しいです!

フォローはこちらから