今回はNHKで放送されているプロフェッショナル-仕事の流儀-2018年5月14日本田圭佑編についての思ったこと感じたことを書いていきます。何度か出演された本田圭佑「プロフェッショナル=ケイスケ・ホンダ」と言い切ったこの回が、出演最後になるんじゃないかと少しひやひや感じています。特にプロフェッショナル演出の本田圭佑はまだ見ていきたいので。
プロフェッショナル 仕事の流儀
プロフェッショナル 仕事の流儀とはNHK総合テレビで放送。(現在月曜日 放送中)
あらゆる仕事にスポットライトを当て、その人なりの職に関する情熱や信念を深掘りしてインタビュー、ドキュメンタリー形式で紹介する番組つくりとなっている。
本田圭佑 ラストミッション
今回のプロフェッショナル、大きなテーマは本田圭佑にとって最後のワールドカップに向けての意気込みがメインでした。ワールドカップが目前で日本代表から落ちるかもしれない状況をどう感じているのか。それからこれまでの軌跡や人として成長できる本田なりの考え方が放送されました。
番組冒頭こんな言葉から始まります。「成りあがるためだけにサッカーをやってきてて、なりあがるサッカーが終わった瞬間でしたね。」理由はイタリアの名門ミランからパチューカに移籍せざるを得ない状況になったこと。
本田らしくない発言から始まり驚きましたが、本田は移籍について真摯に受け止めパチューカへ対する思いを「自分が挑戦したいと思える環境に身を置く事」と語りました。
パチューカを選択した理由
数あるオファーの中からなぜメキシコのパチューカを選択したのか。
- パチューカは標高2400メートル平地よりも空気が20%薄いことから心肺能力を鍛えなおすことを狙いとしている。
- ドリブルでつないで本田の持ち味でもある決定力が磨かれた。心肺能力を鍛えることで勝負所でのキレが増しゴールへさらに繋がるようになった。
確かに思い返すと以前のプロフェッショナル本田圭佑編でも基礎体力を課題に、10日間強化合宿でマラソン選手と走りこむ姿があり「コンプレックスは少年時代から体力が劣っていたこと。そこをどう伸ばすか、その伸びしろに期待してる」と語っていたことを思い出した。
パチューカに移籍後に
- 本田圭佑の復活劇
- パチューカのスター
と現地のメディアから称賛の言葉が贈られていました。
2018年5月2日にパチューカ脱退を明言したようですが本田圭佑に対して別れを惜しむ声がたくさん寄せられました。
- 行かないでくれホンダ! もっと彼のプレーが観たいんだ
- わずか1年だけだったけど記憶に残るプレーヤーだ
- もうホンダが観れないなんて寂しすぎるよ
引用元:サッカーダイジェスト
本田はパチューカ契約時一年間と自分の中で決めていて、次の移籍先に向けて新たな刺激を求めているようです。
年齢に対しての思い
本田は「一番意外と明かしてない大事な目標はめっちゃ当たり前なんですけどケガをしないこと」と語った。練習や試合をしていると常にケガというものがつきもので、本田が思う哲学の中で”あり得ないケガをするようになった”このことに関して「年をとった以外の何物でもないと僕は結末だと思ってるんで」と年齢に対しての思いを表した。
ワールドカップに向けて
「子供のころから今までサッカーという偉大なスポーツが僕に本当に多くを教えてくれました。サッカーとしての集大成っていうのは、もしかしたら次に進む準備が本当の意味でできてるか”終わり”であり”始まり”みたいな。もうひとつ学びたいです、このワールドカップで」
ワールドカップ最後だと口にはしませんでしたが、どこかそんな様子が見えました。
さいごにまとめ
プロフェッショナル名物お題「プロフェッショナル」とはに対する本田圭佑の答え「ケイスケ・ホンダ」話題にもなりました。
「世界一になる」ビッグマウスと言われているような発言など自ら追い込み力にする姿、常にポジティブに一つ一つ課題を見つけ克服する姿いつ見ても”本田らしさ”があり、見ている自分もポジティブになれ素直に素敵だと感じます。
そして今回のワールドカップ、本田圭佑は年齢的にも代表としてラストチャンスになるかもしれない。これまで名門「ACミラン」の10番を背負ったことや、育成型クラブの設立、包み隠さず自らの思いを込めた「日本の課題」(メンタル面の海外名前負け)発言、日本サッカー界に留まらず多大な貢献・影響を与えた人物を、選手を終えた後も見ていきたいと思いました。