速読術とは?速読トレーニングのやり方

本を読むスピードは人それぞれ異なりますが、速読を実演している動画などを見ていると一般では理解できないスピードで次々とページをめくっているのを見て、読めているのかな?と疑問が生まれました。もしあのようなスピードで本が読めるのなら沢山の本が読めたりフリーな時間が増えメリットばかりなので少しでも早く読めるようになりたいなと思いました。

そこで今回は速読術といわれるメカニズムとトレーニング方法について調べてみました。

速読とは?

速読とは文章を”速く””読む”、効率的に多くの書物を読破する技術です。一般的な読み方と異なる点は文章を見るときの視野の広さや目の動きがあります。諸説ありますが一般的に速読の訓練を積んでいない日本人は1分間平均400から600文字、速読といわれるボーダーラインは1分間に2000文字以上といわれています。

速読上級者と呼ばれる人はなんと1分間に8000文字以上と破格なスケールでもう意味がわかりません。本をめくるだけの作業にしか見えない行動はこの上級者ということになるのでしょうか。

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速読術を鍛えるメリット

  • 勉強効率アップ

速く読めるということは参考書を本来のスピードより多く取り入れることができ必然的に勉強量も増える。

  • スポーツで活用できる

速読のメリットは文字を認識するだけではなく、球技の例えで野球やサッカー、テニスなどで、早すぎて見えなかった球を正確にとらえることができるように。また脳の機能を高速に動かす事で客観的に試合運びをイメージすることができるようになる。

  • 眼筋トレーニングになり視力回復効果がある

速読をすることで普段使わない眼筋がほぐれ視力が回復したという例がある。

勉強効率があがることは想定内でしたが、スポーツにも活用ができることには驚きで「アスリート 速読」でGoogle検索したところ「プロアスリートたちが速読トレーニングを取り入れる理由」など確かにそれらしき記事があり、考えてみれば速い球を見るとき眼で追う事から速読する習慣があれば普段よりは捉えることができそうです。

参考本

速読で視力回復の意見は分かれていました。本を読みすぎると眼が悪くなるというのが一般的な考えですが「眼筋トレーニング」というものは実在していて本を読む姿勢が悪いと視力低下に繋がるとの見解がありました。

速読術のメカニズム

一般的な文章の読み方は部分的に7文字から8文字のブロックを読み進み繰り返していて聴覚性言語野を使いながら頭の中で読んでいます。

聴覚性言語野とは脳が声や音を認識すると働く部分で、黙読している心内音声化にも反応します
一方速読している人の読み方は視野を広く捉えることができるので2、3行をまとめて読むことができ、聴覚性言語野を使わずに文章を読んでいます。
人は本を読むとき癖で無意識に心の中で音読していますが、テレビのテロップや短い広告文などを読み取るとき音読せずに理解することができます。このことから訓練すれば誰でも速読術を会得する事が可能といえます。

速読のトレーニング方法

普段人間は一点を見ることが多く速読トレーニングに慣れていないと目眩を起こしたりします。疲れを感じたら休憩してください

視野を広げるトレーニング

上の〇から下の〇次の行でも同じように繰り返し上下見ていきます。速いスピードで続けて上下見ていく内に目が慣れていき上下の〇一行を1ブロックとして見ることができ、更に視野が広くなると2、3行まとめて見ることができるようになります。

本を使って同じようにトレーニングしてみましょう。この時文章の内容は頭に入れずにひたすら速いスピードを意識して上下追って見ます。

心内音声化をなくすトレーニング

「速読術のメカニズム」にもありましたが速読できる人は心の中で音読をしていません。

文章を心の中で音読をしないで理解するトレーニングです。

本を使います、漢字のみ心の中で音読せずに次々に追っていきます。このトレーニングを続ける事で心内音声化をしない習慣が付き速く読めるようになっていきます。

さいごに

私は昔から本をたくさん読む人間ではなかったので正直本を読むスピードは遅いと思っています。最近になってよく本屋にいく機会が増え、上級者のようなペラペラ読むスピードまでは求めはしないけど少しでも速く読めるようになりたいとこの速読トレーニングを始めたきっかけになりました。心内音声化をしない読書を始めたら時間短縮できて本を読むのが好きになりました。

このトレーニングは無理のない程度にできるだけ毎日続けると効果がでてきます。良い本は心を豊かにします、速読を始めるのに年齢は関係ないので多くの方が本を読むきっかけになればと思います。

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