さまざまな無料ブログサービスがあるなか、なぜWordPress(ワードプレス)をおすすめするサイトが多いのか。そもそもWordPressとは?という基本や利用するメリットや注意点を紹介していきます。
WordPressとは?
WordPressとは、ブログやホームページを作成するためのソフトウェアです。2003年5月27日に初版がリリースされてから利用者は年々増え個人ブログから企業サイトでも利用されています。全世界のウェブサイトで28.3%がWordPressによって作成されいます。
WordPressの特徴
誰でも無料で利用できるオープンソースのソフトウェア
オープンソース(open source)とはプログラミング言語で書かれたソースコードを一般公開して誰でも自由に利用ができることです。不具合など発見されても比較的に修正がスムーズなど、ソフトウェアのアップデートが頻繁に行なわれるのもオープンソースのメリットです。
無料ブログサービスとの違い
無料ブログサービスとWordPressの違いについて。私も以前無料ブログ(有料プラン)で5年間サイト運営をしていました(ライブドア、FC2、はてなブログなど)、その後3年ほどWordPressを使ってみてわかったことの違いを書いていきます。
大きく異なる点はカスタマイズ性
サイトのデザインからセキュリティ面まで、カスタマイズ性といっても色々あります。
セキュリティ対策
無料ブログサービスは運営会社が外部からのセキュリティ対策をしているので、無料ブログはセキュリティ管理は定期ごとにパスワードを変更することぐらいになります。
WordPressは自らでセキュリティ対策をしないといけません。オープンソースのメリットは多い反面脆弱性が発見されやすいという点があり、WordPressは世界中で利用されているため海外からの攻撃にも備えないと最悪サイトが乗っ取られることがあります。
「セキュリティ対策なんて大変なんじゃ・・?」という心配を持たれるかもしれません。WordPressを始めた初期状態からスパムコメントを除外するプラグインがインストールされていたり、多くの人が利用しているWordPressなので対策情報も豊富で「WordPress+セキュリティプラグイン」で調べてみるといくつものサイトが分かりやすく解説してくれています。
集客力
各無料ブログサービス独自の「コミュニティ」や「ランキング」などからのアクセス元となるパイプがあります。同じカテゴリーサイトからのアクセスが見込めるので、セキュリティ面に続きこちらも無料ブログサービスの利点となります。
WordPressはセキュリティ面に続きこちらも自らでアクセス対策・ランキングサイトの登録などを行なわないとアクセスアップに繋がりません。
サイト構成・デザインの自由度
無料ブログサービスではテンプレートと呼ばれる外観デザインがあります。各ブログ運営ごとによって異なりますがテンプレートの数が少ない事や、HTML/CSSの編集制限がある(ライブドアブログの例でスマートフォン側の編集ができない事)、モバイルフレンドリー対応のテンプレートではないなど、かゆい所に手が届かないことがあります。
WordPressではテーマと呼ばれる外観デザインがあります。編集は自由にでき、オープンソースなので世界中から好きなデザインを選ぶことができます。WordPressのテーマはSEOを意識したモバイルフレンドリー対応のテーマが多く存在しています。
比較について
WordPressの強みは自分で対策をおこなえば無料ブログに劣る点がないということ、SEO対策やデザイン、セキュリティこだわりたい部分に力をいれ参考サイトや参考書をチェックしていく内に知識もついてきます。
WordPressは大手企業サイトでも利用されている
いくつかWordPressを利用したサイトをご紹介します。言わずと知れた大手企業でも実はWordPressを使っています。
クックパッド
日本最大手の料理レシピサイト
ファミ通App
スマートフォンゲーム情報サイト。一押し記事や広告位置もWordPressなら自由に配置できます。
マツダ公式ブログ
マツダ公式ブログでも利用されています。WordPressはブログソフトなのでブログを書くには最適です。
PlayStation.Blog
こちらもブログとして利用されています。
さいごに
本格的にブログ運営や広告収入、アフィリエイトを始めるならWordPressだと思っています。
また、無料ブログサービスでサイト運営する場合でも独自ドメインを取得しておく事を強くおすすめします。いずれ無料ブログからWordPressまたは無料ブログから別運営の無料ブログに移動する際に独自ドメインでないと困ってしまいます。
独自ドメインについては下のリンクをご覧ください